「鈴木敏夫とジブリ展」訪問レポート!
「鈴木敏夫とジブリ展」訪問レポート!

「鈴木敏夫とジブリ展」訪問レポート!

2024年6月25日
こんにちは!
Orchestra Mμsicart HP班です。
すでにお知らせしているように、次回第5回公演のテーマは「ジブリ」。
みなさんによいものをお届けするべく、現在鋭意制作中です。
今回は、ジブリ作品の世界観とともにその制作の裏側を知るべく、6/18(火)まで横須賀美術館にて開催されていた「鈴木敏夫とジブリ展」に行ってきましたので、そのレポートをお届けします!

横須賀美術館へは、都内から電車とバスを乗り継いで2時間ほど。
民家から少し離れた、海を臨む静かな場所にあります。
あいにくの空模様ではありましたが、それでもたくさんの人々が訪れていました。

本展では、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏にスポットを当て、その生い立ちからジブリ設立までの経歴、そしてジブリでの映画製作やプロデュースの裏側を詳細に展示。

まず展示されていたのは鈴木敏夫氏が幼少期に読んできた漫画や見てきた映画たち。今でも映画を見ることが日課とのことでしたが、洋画から最近のアニメ映画まで実にいろいろなジャンルの映画を見てきたようで、ここが発想の源泉なのだろうなと感じました。

続いて今回の公演でも取り上げる「風の谷のナウシカ」についての展示。
ジブリ設立前に宮崎駿氏が原作から書き上げたことでも知られていますが、本展では、原作や映画にかかわる設定資料はさることながら、当時アニメージュの制作に関わっていた鈴木敏夫氏が、どのようにナウシカをプロモーションしていたのかについても展示されていました。
主題歌の歌手の公募のポスターが展示されていたのですが、そもそも公募だったこと、そしてナウシカのイメージにあった女性を(かなり条件を絞って)募っていたことには驚きでした。

「となりのトトロ」についても充実した展示がありました。
映画にはキャッチコピーがつきもの。たとえば「魔女の宅急便」なら、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」という有名なキャッチコピーがあります。
「となりのトトロ」では、同時上映の「火垂るの墓」と関連付けたコピーが作成されたらしく、その際のメモ書きが展示されていました。
細かな表現まで検討していたようで、その丁寧さが作品のクオリティを上げているのだなと感じました。

貴重な資料もさることながら、本展にはフォトスポットもたくさん!
トトロに会ってきました。


カオナシにも。本を読んでいます(かわいい)。


こちらの湯婆婆はおみくじになっています。せっかくなので引いてきました。


制作の裏側、プロモーションのテクニックなど、ジブリの世界のみならず、クリエイティブな面でも学びがあり、大満足の観覧でした!

また、展覧会にあわせて「油屋別館巡りスタンプラリー」と題したスタンプラリーが開催されていたので、せっかくなので参加してきました。
海鮮丼を食べたり、記念艦三笠を見たりしながら市内を散歩し、無事8つすべてのスタンプを回収。
2セットのシールと交換していただきました!
ジブリに浸ったよい一日でした。


さて、Orchestra Mμsicartでは、「ジブリ」をテーマに第5回公演を企画しています。
前半は8/11(日/祝)に横浜みなとみらいのクイーンズスクエアにて、後半は10/26(土)に練馬文化センターにて開催予定です。
みなさんも音楽を通じてジブリに浸ってみませんか?

注)展覧会場内の写真は、すべて撮影が許可されている場所で撮影したものになります。