パート紹介インタビュー! トロンボーン・チューバ編
パート紹介インタビュー! トロンボーン・チューバ編

パート紹介インタビュー! トロンボーン・チューバ編

Promチーム:こんにちは!本日はトロンボーン・チューバの方々よりお話を伺いたいと思います。

早速ですが、Orchestra Mµsicartに入ったきっかけについて教えてください。

M.Eさん)入ったきっかけは、社会人になってからオケやりたいと思って楽器を買っていてなかなかやれなくて、それでやりたいと思った時にネットで見つけたのがOrchestra Mµsicartだったってところです。ちょっと縁を感じて見学して、他も見ようと思ったんですけど、せっかく来たし入っちゃおうと思って入ったのがきっかけでした。

M.Kさん)私はその時ちょうど音大生やってたので、アマオケの実情を知りたくて。最初はスタッフとして参加してそれっきりにしようかなと思ってたんですけど、
トロンボーンを募集してたし、演奏者として入ってみるのもありかなと思ったのがきっかけですね。

K.Tさん)僕は知り合いが元々Orchestra Mµsicartに入っていて、それで誘われたっていうのがきっかけですね。3年くらいいたオーケストラ辞めてしばらくどこにも入らず、楽器もちょっとお休みしていた時期に声かけられたので、これ幸いと入って今に至ります。

M.Mさん)私は第3回公演のBon Voyage!の時にパーカッションのエキストラとして乗ったのがきっかけですね。
その際に前田さん(代表)とつながりがあって、そこ経由でパーカッションが足りていないからエキストラで乗らないかっていう話をいただいて、その時に第3回公演に乗ったのがきっかけで面白いなってことでパーカッションとしてまず入りました。
そこからチューバの募集があるってことで、それをきっかけに団員として入ることに決めたというのが経緯です。

Promチーム:パーカッションもチューバもできるんですね!

M.Mさん)実は最初パーカッションで入ってます(笑)

Y.Mさん)他のオケの知り合いからSNSで紹介してもらったんですけど、朝練習やってるオケがないかなってずっと探してて、ちょうどそういうのを見つけてくれた人がいて、それで知ったって感じですかね。

Promチーム:トロンボーンチューバーの魅力について教えていただきたいです。

M.Eさん)楽器~イケメンだなと思ってますけど(笑)かっこいいなと思ってひたすら眺めてたりしますね。
音も自分はすごく好きで、元々トランペットだったんですけど若干しっくりこないなと思って、トロンボーンに会ってから「あ、これかもしれない」と思って。
他のパートと違うところとして、スライドが違うのかなと思っていて、
ちょっとさっき酒飲んできちゃって、酔ってるのもあるんですけど…(笑)すごいかっこいい楽器だなと思ってます。他の人がもっといいこと言えるので、教えてもらっていいですか(笑)

K.Tさん)いや~これを超える回答がなかなか無いですね(笑)

M.Eさん)お酒飲んじゃっててすみません(笑)

K.Tさん)一緒、一緒。大丈夫。

M.Mさん)みんなコンディションが整ってる(笑)

M.Kさん)この次すごく嫌だどうしよう…(笑)
ん~無難なことを言うと、トロンボーンだけのアンサンブル曲が多くて。ちょっと外れるかもしれないんですけど、オーケストラスタディとかでやるときもトロンボーンとチューバーって結構YouTube動画とかに載ってたり、教本になってたりするんですよ。
そういった面では、他のバーとか他の楽器に比べて楽器同士とかセクションとしての繋がりは強いかなって思ってます。

Promチーム:私は弦楽器をやってるんですけど、ただ外から聴いてるだけだとトロンボーンとチューバーの関係性を完全に理解できてなくて。
教本にもなっていたりすほど繋がりがあるのですね、勉強になります。

K.Tさん)この二人の後でどういう方向性で思っていくかすごい迷うんですけど…(笑)
こんな感じでトロンボーン、チューバは飲み会が非常に楽しいパートです(笑)
あとはオーケストラの中だとハーモニーを担当することが非常に多い楽器で、それで結構よく聴いて合わせないとそもそもお話にならないっていう楽器だったりもするので。多分それで自然とお互いに思いやるようになって仲良くなるという感じなのかな。

M.Mさん)私がチューバーの魅力としてあげるのはやっぱり一番は音ですかね。バリバリしたかっこいい音色を出せるし、まろやかで優しい音も出せるしっていう。
そのギャップとその音色の感じが一番の魅力だな、と私は感じています。
あと私がチューバーを始めることになったきっかけというのは、
中学の時に体験入部でチューバーを教えてくださっためっちゃ華奢で可愛い女性の先輩が、バカでかい楽器を持っていた事にとびきり萌えたので(笑)それも一つ魅力だなと思ってます。

Y.Mさん)M.Kさんに近いですけど、僕はビックバンドとかジャズとかオケだけじゃなくていろんな所を点々としてて。色々な楽器の人と一緒に演奏できる、というのがトロンボーンいいところで。
まあ、簡単に言うと色んな団体で飲み会に参加できるっていうことですかね(笑)

Promチーム:やっぱり、みなさんお酒大好きですね(笑)

Y.Mさん)酒大好きパートですね(笑)

「星めぐる夜のコンサート」にて

Promチーム:トロンボーン、チューバを演奏するにあたって難しいことはありますか?

M.Eさん)トロンボーンは良くも悪くもオケを壊せるって言ったら失礼ですけど、
音がかなりガツンと出る楽器なので、オーケストレーションとしてどこをしっかり出すかどうかってところをちゃんとわかってないといけなくて、
音数はすごく少ない方ではあると思うんですけど、やっぱりどこに自分がどう求められてるかっていうのを知らないと吹けないのかなと思います。
合奏で暇だから、ちょっとぼーっとしてる感じはあると思うんですけど、そこは考えたりしながら吹いてることは多いですかね。

バーンって出るところもあると思うんですけど、自分たちは弾きたて役でもあって、やっぱり周りがいないと始まらない。
メロディーがあるわけではあんまりないので、そこはどこの役割かなっていうのはすごく大事なところかなって思ってます。

M.Kさん)個人的に思ってる事なんですけど、大体セクションとして動くことが多いのでまとまってなきゃいけないんですよ。
セクションでまとまった上で周りと合わせなきゃいけなくて、M.Eさんの言う周りありきで自分たちが成り立っているのもあるし。
そこに行くまでに自分たちも合わせられてなきゃいけない。

出番は少ないし、合わせる回数も相対的に少なくなるんですけど、でも自分たちがその少ない中で合わせられないと周りの人とも合わせる回数は少ないから、
少ない中でどうやるかっていうのはすごい頭を使うし、合わせる方法がメロディーだからこうやって吹くっていうよりかは伴奏としてとかハーモニーとしての方が多いので、その後聞かなきゃいけないとかいう頭の使い方をするのは難しいなって思ってます。

Promチーム:私は弦楽器で結構メロディーラインばっかりなので、出番以外のところでボーっとしちゃう瞬間がたまにあります…。

M.Kさん)一番ボーっとしてられない理由は、数えてないと入れないとかいうのが一番多いけど(笑)

M.Eさん)あーわかる。
K.Tさん)確かにそう。
誰か数えてるだろうって思って、ボーっとしてるとパート全体で入りそびれてしまうんですよね。あとは本番中に寝ないことです(笑)

M.Eさん)間違いない(笑)

K.Tさん)一番仕事が少なかったのがHYGGELIG PLADSの時にやったラベルのピアノ競奏曲の第二楽章。
あれなんかピアノがずっとソロをやって、ホルンも美しい旋律をやっての中でトロンボーンの部分が何小節あるかっていうと、たった2小節とかなんですよね。
2小節パーンと伸ばしておしまい、たったそれだけのためにいるっていう意外とそういう曲が多いんです。
なので、本番中、寝ないっていうのはこれ冗談って言ったつもりだったんだけど、意外と共感されたな(笑)

あと真面目な話で言うと、音色とピッチが特に難しいかなとは感じています。
ヴァイオリンみたいにフレットがない楽器なので、ちょっとずれただけで途端にピッチがすごく狂っちゃう。ハーモニーが濁りやすいのに濁りのないハーモニーを提供しなくてはならないという難しい楽器なんですよね。

M.Mさん)私はチューバなので、低音層を音で支えるというところで、音量だったり音圧をしっかり作っていくっていうのが大変なところですね。
コンバスがちょっと少なめだったりとか、低音層が薄くなった時にそれがチューバにしれっと他のパートの低音が書き足されたりするんで、
頑張らなきゃいけないやつだって時に、いかに音を厚くして支えてあげられるかっていうところですかね。

Y.Mさん)トロンボーンパートって、他のパートと比べてトロンボーンにしかできないところは実はそんなないのかなと思っていて。
ある意味居てもいなくてもいいんだけど、いるとなんかいいことがあるよっていうパートな気がするんですよね。
なんて言ったらいいんだろうな。飲み会でも、グラス空いてたら次お酒何飲む?とかちょっと言ってあげるとか、
遅れてきた人がいたら、この席で一緒に飲もうよって声かけるみたいな。あ、なんか飲み会盛り上がったなーみたいな。
なんの話してるんだ俺は(笑)

Promチーム:お酒の話をしていますね(笑)

M.Eさん)いつも通り飲み会の話になっちゃってるよ(笑)

Y.Mさん)あとオケ的には一番他のパート見渡せる位置に座っているのかなと思っているので、目もそうだし耳もそうで、全体を聴きながらみんなこうやって弾いてるからじゃあここはこういう風に弾いてみようかなとか、吹いてみようかなとか。
まあ、真面目に言うと盛り上げ役ですかね。盛り上げ役です。

M.Eさん)トロンボーンパートが無い曲もたくさんありますからね。
いたらいいよねっていう。雰囲気変わるし、まあスパイスなんでしょうね。

Promチーム:ありがとうございます。次の質問ですが、普段みなさんどんな音楽を聴いてますか。

M.Eさん)私はAdoが好きで、Ado聴いてます。
飽き性なので色んな歌い方できるの素敵だなと思ってよく聴いてます。

M.Kさん)私逆に聴かない曲がロックくらいです。他、全部聴いてます。
ロックだけちょっとソワソワして聴けない(笑)

K.Tさん)これ言うと怒られるかもしれないけど、トロンボーンがないクラシック曲、めちゃくちゃ聴いてます(笑)
ベートーヴェンとかブラームスとか古典派から初期ロマン派の曲とかがすごい好きなので。そういうのを好んで聴いていくと、自分たちがいない世界にどんどんのめり込んでいって。お気に入りはブラームスのピアノカルテット第一番なんですよね。
あと今日に関してはシャンソン聴いてました。

M.Mさん)私は趣味で、ゲームするのが好きなので、ゲームのサントラとかよく聴きますね。
オーケストラで演奏されてるものもありますし、完全に電子音で作られたやつも聴きますけど、結構テンポ感の早いやつが好きです。

Y.Mさん)ほぼ聴かないんですけど、youtubeとかでよく見るのはラップバトルとかよく見てます。
音程のあまりない世界で生きてます(笑)

Promチーム:最後の質問になりますが、皆さんにとってOrchestra Mµsicartとはどんな場所でしょうか。

M.Eさん)自分としてはすごく居心地良くて楽しいなって思える場所かなって思います。
新しいことに取り組んでたりとかそういうところもすごいいいなと思っています。

M.Kさん)Orchestra Mµsicart自体は企画が変わるのもあるので結構変化が激しいなって思うんですけど、練習に行くとトロンボーン・チューバの皆さんがいつも通りなので、落ち着くなって思いながら行ってます(笑)

K.Tさん)全体的に若いなっていう気持ちはすごいありますね。
いろんなことに熱心だし、新しいことにどんどん飛び込んでいくし、そういったところが魅力の一つだなと思ってます。

M.Mさん)私も新しさっていうところがキーワードで、新しいことに挑戦するとか、
やろうと思えばなんでもできるっていうそこ部分がOrchestra Mµsicartらしさというか、いいところかなと思います。

Y.Mさん)一周回って、ゆっくり酒が飲める団だなっていうところかな~(笑)

M.Eさん)(笑)

Promチーム:最後もお酒で締めていただいてありがとうございます(笑)
これからもOrchestra Mµsicart、飲み会ともども盛り上げていきましょう!

次回第5回公演は「Breath -ジブリ音楽と舞う-」と題し、音楽とダンスの融合を目指した公演を行います。
現在鋭意制作中。お楽しみにお待ちください。
日時:2024年10月26日(土) 17:00開場 18:00開演
場所:練馬文化センター 大ホール
詳細ご予約はこちらから♪