
子どもらは、みんな新らしい折のついた着物を着て、星めぐりの口笛を吹いたり、
「ケンタウルス、露をふらせ。」と叫んで走ったり、青いマグネシヤの花火を燃したりして、たのしさうに遊んでゐるのでした。けれどもジョバンニは、いつかまた深く首を垂れて、そこらのにぎやかさとはまるでちがったことを考へながら、牛乳屋の方へ急ぐのでした。
今年の夏は、COVID-19の行動制限緩和により、お祭りが再開されているところが多いようですね。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にも、ケンタウルス祭というお祭りのシーンがありますが、青い花火など、ケンタウルス祭の様子はなんだか幻想的です。
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4th Programのテーマは、ホルスト《惑星》全曲 × 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』。
そんな次回公演のタイトルとメインビジュアルが本日公開となりました。
『銀河鉄道の夜』のケンタウルス祭で子どもたちが口笛で奏でる「星めぐりの歌」は、宮沢賢治が作詞作曲した歌として知られています。そんな「星めぐりの歌」にも、本公演のタイトルはインスパイアされています。
猛暑は耐えられないけど、ピークが去ると少し寂しいような夏。
だけど、今年は夏が終わったら、《星めぐる夜のコンサート》でみなさんに会えることを楽しみにしています。ぜひ会場でお会いしましょう。
文:永月いつか(PN)